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2014年11月18日

【狙い場・買い場】翻訳センターは特許関連分野の伸びで今期31%増益

狙い場・買い場 翻訳センター<2483>(JQS)は、下値不安の少ない好業績銘柄として注目。同社は、特許、医薬、工業、金融・法務分野での翻訳事業を主軸に、通訳、派遣、コンベンション、通訳者・翻訳者育成事業など、言語に関するサービスを提供。グループ全体で約6,200名の登録翻訳者を確保し、翻訳事業での対応可能言語は約70言語と、国内最大の規模で事業展開をしている。

 11月13日に発表した今3月期第2四半期決算は、売上高が43億6100万円(前年同期比4.2%増)、営業利益が1億5400万円(同5.5%増)、経常利益が1億5700万円(同10.1%増)、純利益が8600万円(同23.8%増)に着地。主力の翻訳事業において、特許分野で、主要顧客である大手電機メーカーからの発注が一時的に減少したものの、企業の知的財産関連部署に対する新規開拓の推進に加え、既存顧客である大手化学メーカーの子会社から大量案件を獲得。医薬分野で、新薬申請資料の翻訳において、プリファードベンダー契約に基づく外資系メガ・ファーマ、ならびに、国内製薬会社からの受注が好調維持に加え、国内製薬会社、ならびに、国内化学メーカーの医薬品開発部門から新薬申請と製造工程に関する大型のスポット案件を獲得が寄与した。

 通期業績予想は、売上高94億円(前期比2.9%減)、営業利益4億8000万円(同31.7%増)、経常利益4億8000万円(同33.3%増)、純利益2億7000万円(同50.8%増)と3期ぶり最高益更新を見込む。年間配当は期末一括48円(同3円増)を予定している。

 株価は、5月21日につけた年初来安値2810円から7月29日高値3910円と上昇、10月6日高値3720円と買われた後、同29日安値3110円と調整。3200円割れで下値を固め出直る動きです。本年8月にコールセンター運営のディー・キュービックと業務提携したことが注目材料で、外国人観光客および在日外国人や就労者の増大や、東京オリンピックに向けた環境整備が進む中、両社が言語対応数最多のサービス展開を図るため体制整備と強化を進め、さらなるサービス拡充を図ることが中長期で収益に貢献する見通し。(N)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:44 | 注目銘柄