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2014年11月26日

【狙い場・買い場】シーシーエスは今期2ケタ増益、中国関連で浮上

狙い場・買い場 シーシーエス<6669>(JQS)は、5日移動平均線が25日移動平均線を上抜けミニゴールデンクロスを示現。中国関連として見直される可能性があるほか、今期2ケタ増収増益見通しで割安感があり注目したい。

 同社は、画像処理用LED照明装置および制御装置の開発、製造、販売のほか、顕微鏡光源用、植物育成用、医療用、美術館・博物館用、その他LED応用照明の開発、製造販売を行っている。今2015年7月期売上高は64億円(前年同期比16.2%増)、営業利益は6億5000万円(同15.9%増)、経常利益は6億円(同22.0%増)、純利益は4億4000万円(同10.3%増)と2ケタ増収増益の続伸を見込んでいる。

 画像処理用LED照明事業における国内シェア50%超のトップシェア奪還、海外シェア30%超、新規事業の売上比率50%目標を掲げた、中期経営計画では17年7月期売上高92億円、営業利益12億円を目指している。不採算事業からの撤退を完結させ、MV事業へ経営資源を集中した結果、確実な利益創出を実現。今後3年間も、MV事業における更なる地位の強化と規模拡大を図るとともに、新規事業を堅実に成長させ新たな事業の柱を作り成長を加速させる。

 株価は、1000円割れの底値圏から8月28日高値1544円、10月8日高値1490円と買われた後、1200円を軸に中段でのモミ合いが続いている。中国の中央銀行である中国人民銀行が前週末に利下げに踏み切ったことを受け、中国関連が見直されているが、同社が中国の同業大手と昨年設立した合弁企業を通じ、需要が高い低価格照明を量産することへの期待感が高まる。今期予想PER12倍台と割安感があり見直し余地が広がる。水準訂正高が続くか注目したい。(N)

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