株式投資情報動画配信 日本インタビュ新聞社 - You Tube

株式投資情報動画配信 日本インタビュ新聞社 - You Tube

2014年12月02日

【狙い場・買い場】FUJIKOはミニGCで買い転換、バイオマス燃料の材料

狙い場・買い場 FUJIKOH<2405>(東マ)は、12月1日(月)11円高(+1.97%)の568円と続伸している。5日移動平均線が25日移動平均線を上抜けミニゴールデンクロス(GC)を示現。足元の業績が好調でバイオマスガス化発電に対する期待感が高まっており、リバウンド幅を拡げる可能性があり注目したい。

 同社は、食品系リサイクル事業(堆肥化処理、飼料化処理、乾式メタン発電)、建設系リサイクル事業(バイオマスガス化発電、焼却処理、破砕処理、熱分解処理)、白蟻解体工事(白蟻工事、解体工事)を手がけている。今2015年6月期第1四半期売上高は6億3900万円、営業利益は1億0700万円、経常利益は9600万円、純利益は5700万円に着地。既存3事業の売上高は減少を予想していたが、建設系リサイクル事業が当初計画を上回って推移。各施設ともに効率的な稼働を継続するとともに受入平均単価も堅調に推移。

 通期業績予想は、売上高24億2200万円(前期比4.4%減)、営業利益3億6000万円(同1.4%増)、経常利益3億1000万円(同4.7%増)、純利益1億8000万円(同38.5%増)と連続営業最高益更新を見込んでいる。年間配当は8円を予定している。足元では、10月度の月次売上高が計画比8.3%増、前年比4.3%増と好調。累計売上高でも計画比8.3%増、前年比8.3%増と好調に推移し、第1四半期業績は順調で通期業績予想の上ブレが期待される。

 株価は、1月21日につけた年初来の高値1309円から10月14日に年初来の安値500円と62%の調整を挟んで上昇。東京電力福島第1原子力発電所事故の放射性物質に汚染された草木の処分に、バイオマスガス化発電が有効なことが、環境省の実証実験で確認されていることが期待材料として浮上。今期予想PER12倍台と割安感があり、上値抵抗線の26週移動平均線を突破しリバウンド幅を拡げるか注目されよう。(N)

◎日刊株式投資情報新聞(無料)登録受付中!


提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:41 | 注目銘柄