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2015年06月05日

アールテック・ウエノが作出した抗ヒトVAP−1モノクローナル抗体を用いた試験用試薬が6月より販売

■販売元であるMBL社の有力な販売チャネルを活用して全世界で販売展開

 アールテック・ウエノ<4573>(JQS)は、糖尿病網膜症、糖尿病黄斑浮腫をはじめ炎症性疾患の治療を目標に医療用医薬品として新規VAP−1阻害剤の開発を進めている。この阻害剤の開発に併せて、VAP−1の基礎研究や創薬研究において有用な研究ツールの開発にも注力してきた。

 今回、作出した抗ヒトVAP−1モノクローナル抗体を用いて、血清など生体試料中の遊離型VAP−1(SSAO)蛋白濃度を測定するための研究用試薬「ヒト遊離型VAP−T ELISAキット」が6月より販売されることになった。

 当キットは、同社から抗ヒトVAP−1モノクローナル抗体に関する権利の許諾を受けてサイクレックス(CycLex社)により開発され、CycLex社の親会社であり総販売代理店でもある医学生物学研究所(MBL社)を通して販売される。

 「当社はVAP−1阻害剤を医薬品として開発を進めております。糖尿病、動脈硬化、急性の炎症性疾患、肥満、乾癬等の疾患で血中のVAP−1蛋白濃度は高くなっていることが報告されており、これらの疾患に関連する臓器の病態を把握するためにも、各組織での蛋白濃度の測定は重要と考えます。当キットは、販売元であるMBL社の有力な販売チャネルを活用して全世界で販売展開されます。
 当キットの販売に先立ち、当社で作出した抗ヒトVAP−1モノクローナル抗体および当該抗体を用いたキットに関する特許出願を行いました。また引き続き、当社で作出した抗ヒトVAP−1モノクローナル抗体を用いて、生体試料中のVAP−1活性を特異的に測定するための研究用試薬「ヒトVAP−1酵素活性測定キット」や、ヒト組織中VAP−1蛋白の発現や局在を検出するための研究用試薬「免疫組織染色用抗体」の開発も進めています。」と代表取締役社長眞島行彦氏は語っている。

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