トヨタ自動車<7203>(東1・売買単位)は一転、急反落した。前日は441円高の7491円と高値で取引を終えたが、今朝は一転して281円安の7210円と大きく値を下げている。原因はNYダウ安だが、指標株ともいえる同社株がこうした動きを示していることが今のマーケットの不安定な動きを象徴しているといえる。ただ、9月の下げでは、日経平均が8月安値を下回ったのに対しトヨタは8月安値(6650円)よりかなり上で止まったことは好評価されている。押し目買いに変わっているとみていいが、前日の戻りでは25日線でピタリ上値が押さえられたように今後は25日線突破がポイントとなりそうだ。
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2015年09月10日