
後場は、株価指数ベースで一段安となる中で、さくらインターネット<3778>(東1)などの「フィンテック」(金融IT)関連株は高値更新後乱高下となり、代わってITFor(アイティフォー)<4743>(東1)やキーウェアソリューションズ<3799>(東2)などのマイナンバー、情報漏えい対策関連株が一段ジリ高となり、創薬ベンチャーのグリーンペプタイド<4594>(東マ)などのバイオ株も昨年末に続いて人気が再燃。ドーン<2303>(JQS)は自動運転技術に関連とされてストップ高だが大引け後に業績予想の増額を発表。
東証1部の出来高概算は20億7618万株(前引けは10億154万株)、売買代金は2兆4307億円(同1兆1587億円)。1部上場1935銘柄のうち、値上がり銘柄数は279銘柄、値下がり銘柄数は1542銘柄。
また、東証33業種別指数で値上がりした業種は「医薬品」「水産・農林」「食料品」の3業種のみ(前引けは「その他金融」「医薬品」2業種のみ)となり、値下がり率の小さい業種は、精密機器、不動産、小売り、電力・ガス、などとなった。
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