■全体相場が重い中で主商品の一部値上げも材料視
ヤクルト本社<2267>(東1・売買単位100株)は11日、大きく出直る始まりとなり、取引開始後に10%高の5340円(470円高)まで上げて2日続伸し、出来高も増勢となっている。直接的な好材料としては、8日付で主商品の一部の値上げを発表したことがあるが、全体相場が重い中で、最高益を連続更新する見込みで財務状態も堅固な点などが評価されたとの見方がある。
2015年4月に無償増資などを調整後の上場来高値9030円をつけており、その後は16年3月4日に6000円の戻り高値がある。大きく見ると3年上げて1年の調整となっており、テクニカル的にはそろそろ出直りが強まる頃合いに差し掛かってきたようだ。
◎日刊株式投資情報新聞(無料)登録受付中!
2016年04月11日