■主力株の値下がりを埋めるような働きが意外に有効と
石川製作所<6208>(東1)は11日も大幅続伸となり、取引開始後に15%高の1598円(203円高)まで上げて6日連続の年初来高値更新となった。防衛需要関連株の代表格で、引き続き北朝鮮を巡る地政学的リスクへの懸念が材料視されている。
このところ値幅妙味が強まっているため、投機資金などの売買が活発化しているようだ。しかし、地政学的リスクが再燃し全体相場に手控えムードが漂う環境では、主力株の値下がりを埋めるような働きをするため、「リスクヘッジ銘柄として意外に有効なのではないか」(市場関係者)との受け止め方もある。(HC)
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2017年04月11日