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2017年09月29日

三栄建築設計は高値更新の展開、18年8月期も収益拡大基調

 三栄建築設計<3228>(東1)は、戸建住宅分事業を主力とする「住宅総合生産企業」である。中期成長戦略として海外にも積極展開している。17年8月期大幅増収増益予想である。積極的な事業展開で18年8月期も収益拡大基調だろう。株価は上場来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■戸建住宅分譲を主力とする住宅総合生産企業

 戸建住宅分事業を主力として、分譲住宅、注文住宅から、分譲マンションや賃貸物件まで、住宅に関する「すべて」を自社で生産できる「住宅総合生産企業」である。また都市型木造3階建戸建住宅のリーディングカンパニーであり、外観・内観のデザインや間取りなどが1棟ごとに異なる「同じ家は、つくらない」をポリシーとしている。

 グループ企業は三建アーキテクト、シード平和<1739>、三栄クラフター、サン住宅品質検査、ASEAN近隣諸国に出資するためプレサンスコーポレーション<3254>と共同で16年10月設立したプロスエーレなどである。16年10月にはグループ名称を、三栄建築設計グループからメルディアグループに変更した。また17年12月には首都圏郊外部で戸建分譲住宅を販売する三建アーキテクトを吸収合併する。

 中期成長戦略として海外にも積極展開している。17年1月にはベトナム・ホーチミン市におけるホテル開発事業への参画、17年3月にはプレサンスコーポレーションと共同での米国・カリフォルニア州イングルウッドにおける不動産開発プロジェクトの着手、17年7月にはベトナム・ハノイ市でのオフィスビル開発事業への参画を発表している。

■17年8月期大幅増収増益予想、18年8月期も収益拡大基調

 前期(17年8月期)連結業績予想については、売上高が前々期(16年8月期)比40.6%増の1020億90百万円、営業利益が35.7%増の98億36百万円、経常利益が30.2%増の92億円、純利益が31.3%増の55億42百万円としている。配当予想は11円増配の年間44円(期末一括)としている。予想配当性向は16.8%となる。

 第3四半期累計(9〜5月)は、売上高が前年同期比32.2%増収、営業利益が26.8%増益、経常利益が26.0%増益、純利益が23.8%増益だった。不動産販売事業における販売件数は、戸建分譲が158件増の877件、分譲マンションが176件増の199件、販売用アパートが17件増の34件、所有不動産が8件増の10件、ロサンゼルス営業所における不動産販売が1件減の4件、土地売りが5件減の5件だった。不動産請負事業における戸建住宅請負販売件数は27件減の269件だった。

 通期予想に対する進捗率は低水準だが、収益面では特に第4四半期(6〜8月)の構成比が高くなる特性があるため、ネガティブ要因とはならない。売上計画達成に必要な不動産販売事業における棚卸在庫を17年1月末時点で確保しており、住宅取得優遇税制や低金利住宅ローン継続など良好な事業環境も追い風となり、通期業績達成に向けて契約状況は順調に推移している。また不動産請負事業においても同時期で受注契約が完了している。通期ベースで好業績が期待される。さらに今期(18年8月期)も収益拡大基調だろう。

■株主優待制度は毎年2月末に実施

 株主優待制度は毎年2月末現在100株以上所有株主を対象として実施している。100株以上1000株未満所有株主に対して1kgお米券2枚、1000株以上所有株主に対して1kgお米券8枚を進呈する。

■株価は上場来高値更新の展開

 株価は上場来高値更新の展開で、9月27日に2265円まで上伸した。好業績を評価する流れに変化はないだろう。

 9月27日の終値2216円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想の連結EPS261円21銭で算出)は8〜9倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間44円で算出)は2.0%近辺、前々期実績連結PBR(前々期実績の連結BPS1289円80銭で算出)は1.7倍近辺である。時価総額は約470億円である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(日本インタビュ新聞社アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:53 | アナリスト水田雅展の銘柄分析