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2017年12月08日

【新製品&新技術】医療画像などを医師と同レベルで閲覧・管理できる画期的な新サービス

■メディカル・データ・ビジョンとテクマトリックス、セカンドオピニオンなどの手間削減し患者が主体になる医療を大幅に促進

 メディカル・データ・ビジョン(MDV)<3902>(東1)は8日、テクマトリックス<3762>(東1)との業務提携を発表。医師が診断のときに見る医療画像とほぼ同じ精度の画像をPCやスマートフォン、タブレット端末で患者自身が閲覧・管理できる画期的な新サービスを同日から開始した。病床数426床、全24科の医療を行う北陸地方の大手総合病院、董仙会・恵寿(けいじゅ)総合病院(石川県七尾市、神野正博理事長)を皮切りに、順次提供していく。

 MDVは、医療ビッグデータ利活用の先駆け企業。この新サービスは、同社が2016年10月に本格運用を開始した、患者が自身の診療情報の一部(カルテの内容に近い情報)を管理・閲覧できるWEBサービス「カルテコ」をハブとして、テクマトリックスが開発した、医療画像などを安全に保管・活用・共有できるクラウドサービス「NOBORI(ノボリ)」を搭載することで実現した。

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 画像などの診療情報は、患者の同意があるオプトインのデータだけをクラウド上に保管し、データは暗号化するほか、秘密分散の技術でセキュリティを強化した。

 これにより、現在は、セカンドオピニオンなどの際、自身の医用データを手元で保管するためには、ほとんどの場合、DVDやCDへのコピーを病院に申請する必要があるが、このサービスの開始により、患者は、医師が診療の際に使うものと同じ画像を自身で管理・閲覧できるようになる。また、急な受診の際などに、かかりつけでない医師にも医療情報が共有できる、など、手間やコストの削減につながる。(HC)
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:20 | 新製品&新技術NOW