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2019年11月23日

サンコーテクノは市場の要望に応え、無機系注入方式カートリッジ型の大容量タイプを開発

■高架橋の耐震補強工事(橋脚の補強、落橋防止等)に最適

 サンコーテクノ<3435>(東2)は、市場の要望に応え、無機系注入方式カートリッジ型の大容量タイプを開発し、12月2日(月)より発売開始する。

 同社では、これまでに本製品のスタンダードタイプ 「SE−550(16年11月発売)」、少量タイプの 「SE−150 (18年11月発売)」 をすでに販売しているが、市場(ユーザー)から大径・大容量タイプの製品化が望まれていたことから、新たに大容量タイプ「サイズミックエコフィラー SE−1300」を開発し、本製品のバリエーションを拡大した。


 本製品SE−1300は、SE−150およびSE−550と同様に無機系のため、臭いやVOC(揮発性有機化合物)ガスの発生がなく、現場で使う人たちの健康に配慮している。また、大容量となった本製品にも専用の撹拌棒を使用することで、定量管理された配合材料の簡単かつ均一な練り混ぜが可能となり、接着系アンカーとして安定した付着力を発揮する。

 現在、高度成長期に作られた社会インフラの老朽化が問題となっている。中でも、老朽化した高架橋の補強・改築の必要性が迫られていることから、今回の大容量タイプは、高架橋の耐震補強工事(橋脚の補強、落橋防止等)に最適であるため、工事の効率化にもつながるといえる。

 同社では、今回の開発により、3つのサイズバリエーションが揃うことで、より広い現場に適応することとなる。 初年度の年間売上は2,000万円を計画している。

 なお、本製品は、第6回鉄道技術展(開催日: 11月27日〜29日/ブース番号:I−32)に展示されることから、全国から集まる工事関係者等の目に触れるため、売上拡大が期待される。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:36 | 新製品&新技術NOW