■新型コロナの影響が限定的で営業利益は従来予想を26%上方修正
エスプール<2471>(東1)は7月2日、急伸し、取引開始後に一時11%高の804円(80円高)をつけて大きく出直っている。1日も取引終了後、第2四半期の連結業績予想(2019年12月〜20年5月、累計)の増額修正を発表し、注目再燃となった。
第2四半期累計期間は、主力の人材アウトソーシングサービス、障がい者雇用支援サービスに関しては新型コロナウイルス感染症の影響が限定的にとどまり、売上高は従来予想を1.3%引き上げて97.59億円の見込み(前年同期比17.6%の増加)とした。
収益面では、人材アウトソーシングサービスで売上高の増加効果に加え経費の抑制が一部進み、障がい者雇用支援サービスでも施設建設費用の抑制が進んみ、営業利益は従来予想を25.7%引き上げて9.91億円の見込み(前年同期比では29.9%の増加)とした。親会社株主に帰属する四半期純利益も同35.0%引き上げて6.88億円の見込み(同38.7%の増加)とした。第2四半期決算の発表は7月3日を予定している。(HC.)
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2020年07月02日