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2020年07月14日

ダブルエーは戻り歩調、卑弥呼を子会社化して成長加速

 ダブルエー<7683>(東マ)は婦人靴の販売を展開している。卑弥呼を子会社化して成長を加速させる方針だ。21年1月期予想は新型コロナウイルスの影響で未定としている。第1四半期は影響が直撃したが、6月3日から全店舗の営業を再開している。売上は回復基調となりそうだ。株価は3月の安値圏から水準を切り上げて戻り歩調だ。出直りを期待したい。

■婦人靴の販売、卑弥呼を子会社化して成長加速

 19年11月東証マザーズに新規上場した。婦人靴の販売を、国内および海外(香港、マカオ、中国、台湾)で展開している。20年1月期末の店舗数は国内が111店舗(店舗103、EC8)、海外が23店舗、グループ合計が134店舗だった。中国工場との連携によって、企画〜流通〜販売のサイクルを高速回転させる高効率販売を特徴としている。

 20年5月に卑弥呼を子会社化した。スポーツジャンル「ORTR」の強化とともに、卑弥呼のグループ入りで商品群・顧客層を拡大し、成長を加速させる方針だ。

■21年1月期予想は未定

 21年1月期の連結業績予想は、新型コロナウイルス感染拡大の影響が不透明なため未定としている。第1四半期は売上高が15億62百万円、営業利益が5億52百万円の赤字だった。店舗臨時休業・営業時間短縮の影響が直撃した。

 6月3日から全店舗の営業を再開し、6月3日〜10日の国内全店舗売上(ECを含む)は前年同期間比114.38%となった。海外は日本より早い段階で店舗営業を再開している。第2四半期以降の売上は回復基調となりそうだ。

■株価は戻り歩調

 株価は3月の安値圏から水準を切り上げて戻り歩調だ。出直りを期待したい。7月13日の終値は2660円、時価総額は約126億円である。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:47 | 株式投資ニュース