■骨粗しょう症薬としての開発していた「ONO5334」
小野薬品工業<4528>(東1)は7月27日、出直りを強めて始まり、取引開始後に3121.0円(181.0円高)まで上げて6月につけた昨年来の高値3177.0円に迫っている。
7月25日配信の共同通信の報道として、「小野薬品の開発中止品がコロナ治療に有望か」と伝えられ、がぜん注目された。
報道によると、米国の研究チームが既存薬などの中に新型コロナウイルス感染症の治療薬になりうるものがないかを調べたところ、「日本の小野薬品工業が骨粗しょう症薬としての開発を中止した「ONO5334」など3種類が有望とする論文を米国のチームが24日、英科学誌ネイチャーで発表した」という。(HC)
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2020年07月27日