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2020年07月31日

カルビーは海外事業の拡大が目立ち飛び出すような急伸

■第1四半期、連結売上高4%増の中で海外事業は24%増加

 カルビー<2229>(東1)は7月31日、取引開始後に12%高の3410円(355円高)をつけ、飛び出すような急伸となっている。30日の取引終了後に第1四半期連結決算(2020年4〜6月)を発表。前年同期比の伸び率は営業利益が1.6%、経常利益は5.7%で市場予想内との見方だが、海外事業の拡大が注目されている。

 第1四半期の連結売上高は前年同期比4.0%増の643.85億円となり、営業利益は同1.6%増の65.52億円だった。中で、海外事業は、「北米で2019年11月から連結範囲に加わったWarnock社が貢献したことに加え、中華圏のEコマースでのスナックとシリアルの販売が拡大し」(決算短信)、売上高が同24.0%も増加した。

 新型コロナウイルス流行の影響については、「外出などの制限がされる中で保存性の高い食品としてシリアル食品の需要が増加」「一方でインバウンドの減少および国内での人の往来の停滞が継続し、土産用商品の販売が減少」(同)した。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:43 | 業績でみる株価