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2020年12月18日

アンジェスが新型コロナ治療薬の第1相臨床試験を米国で開始

■国産ワクチンは第2/3相臨床試験中、株価は一時13%高

 アンジェス<4563>(東マ)は12月18日午前8時30分、米バソミューン・セラピューティクス社(以下、バソミューン社)が共同開発を行っているCOVID−19(新型コロナウイルス感染症)治療薬『AV−001』について、健康成人を対象とした第1相臨床試験を米国で開始したと発表した。

 株価は9時40分に13%高の1420円(160円高)まで上げて大きく出直り、10時30分にかけても120円高前後で大活況となっている。

 発表によると、『AV−001』は、正常な血管機能を維持するために重要な調整タンパク質であるTie2チロシンキナーゼ受容体を標的とするファースト・イン・クラスの治療薬。非臨床試験結果から、COVID−19で入院した患者の生存率を改善し、入院期間を短縮する可能性が期待できるという。

 アンジェスは12月8日、国産の新型コロナウイルスワクチンの第2/3相臨床試験における接種を開始したと発表した。ワクチンは感染予防という点で大きな安心感を与えるが、治療薬は感染後というステージで大きな安心感をもたらすことになる。(HC)
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