■在宅などでプリンター好調、世界各地域でカメラなど好調
キヤノン<7751>(東1)は7月20日、大きく出直って始まり、取引開始後は8%高に迫る2667.0円(188.0円高)まで上げて年初来の高値2742円(4月27日)に次ぐ戻り高値に進んでいる。業績予想を大幅に増額修正し注目が再燃した。
7月19日の取引終了後、今12月期の連結業績予想の大幅な増額修正を発表し、4月に開示した従来予想に対し、営業利益は42.9%上回る2830億円の見込み(前期の2.5倍)に見直した。
発表によると、インクジェットプリンターが在宅勤務などにより強い需要が続き、「おうち時間」が増えているためか、カメラへの関心・需要が高まり各地域でフルサイズミラーレスカメラ、交換レンズなどが好調。意外な「巣ごもり関連株」として再注目する様子がある。(HC)
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2021年07月20日