◆日経平均は2万8089円54銭(300円25銭高)、TOPIXは1960.70ポイント(10.56ポイント高)、出来高概算(東証1部)は後場増加して12億3524万株
8月31日(火)後場の東京株式市場は、日経平均が急速に値を戻して始まり、13時前には200円高、14時前には300円高となった。自民党の総裁選に関連して大型の経済対策や新型コロナにかかわる給付金などへの期待が出たとされ、株価指数の先物が先行し、裁定買いなどによりトヨタ自<7203>(東1)や東京エレク<8035>(東1)、武田薬<4502>(東1)などが一段高となった。日経平均は14時40分頃に369円66銭高(2万8158円95銭)まで上げ、大引けは8月12日以来の2万8000円台回復となった。
後場は、レーザーテック<6920>(東1)やトプコン<7732>(東1)が米半導体株指数高などを受けて一段ジリ高となり、高砂鐵工<5458>(東2)は臨時病棟向け需要などが期待され後場ストップ高。日本ホスピスHD<7061>(東マ)やリビングプラット<7091>(JQS)は介助人員需要などで一段ジリ高。
東証1部の出来高概算は後場増加して12億3524万株(前引けは4億3692万株)、売買代金は3兆138億円(同1兆375億円)。1部上場2189銘柄のうち、値上がり銘柄数は1047(前引けは902)銘柄、値下がり銘柄数は1017(同1157)銘柄。
また、東証33業種別指数は22業種(前引けは7業種)が上げ、値上がり率上位の業種は、海運、鉄鋼、精密機器、サービス、金属製品、医薬品、化学、電気機器、非鉄金属、などが高い。(HC)
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2021年08月31日
【株式市場】日経平均は後場急伸、経済対策への期待などで8月12日以来の2万8000円台回復
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:42
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