■日本での治験申請も検討し申請は2021年末から22年前半を想定
カイオム・バイオサイエンス(カイオム・バイオS)<4583>(東マ)は9月27日の16時、同社で開発を進めているがん治療用候補抗体『CBA−1535』が、このたび、中国で特許査定通知を受領したと発表し、日本、英国、米国での特許成立に続くものだとした。
発表によると、『CBA−1535』は、患者が元来保有している免疫機構を司るT細胞の働きを促進することでがん細胞を攻撃する。想定される適応疾患としては、悪性中皮腫、小細胞肺がんや非小細胞肺がんなどのアンメットニーズが高い領域での開発が期待される。現在、当初計画していた英国での治験ではなく、新型コロナウイルス感染症の開発への影響が相対的に少ない日本国内での治験申請も検討している。なお、治験申請の時期は2021年末から22年前半を想定しており、現在、その準備を進めている。(HC)
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2021年09月27日