◆日経平均は2万5748円72銭(464円92銭安)、TOPIXは1829.18ポイント(21.97ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は14億8101万株
5月12日(木)の東京株式市場は、好決算が評価された神戸製鋼所<5406>(東証プライム)やオリンパス<7733>(東証プライム)、自社株買いも発表したセントラル硝子<4044>(東証プライム)などが活況高となり、発表が迫ってきた大手不動産株なども堅調となった。ただ、日経平均は重く、NYダウの5日続落などを受けた指数先物売りなどに押され、前場525円53銭安(2万5688円11銭)まで下押す場面があり、前引けにかけて持ち直したものの、後場は再び下値を探り反落となった。終値での2万6000円割れは今年3月16日以来。TOPIXは4日続落となった。
13時に3月決算を発表したクラレ<3405>(東証プライム)、SUBARU<7270>(東証プライム)が急伸商状となり、三菱重工業<7011>(東証プライム)は一段と強含んだが、発表後に下押す銘柄も少なくなかった。ヨネックス<7906>(東証スタンダード)は11日発表の大幅増益決算など好感され朝方にストップ高まで急伸したまま大引けまで買い気配を継続。2月新規上場のマーキュリーリアルテックイノベーター<5025>(東証グロース)は実施中の自社株買いなど好感され最高値を更新。
東証プライム市場の出来高概算は14億8101万株(前引けは7億213万株)、売買代金は3兆2684億円(同1兆5678億円)。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は330(前引けは615)銘柄、値下がり銘柄数は1477(1135)銘柄。
また、東証33業種別指数は7業種が値上がりし、ゴム製品、保険、石油石炭、電力額、機械、不動産、精密機器、が上げた。(HC)
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2022年05月12日
【株式市場】日経平均は464円安、終値で2ヵ月ぶりに2万6000円割る、TOPIXは4日続落
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:07
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