■ビール全9工場計で年間3000時間以上の時間創出を見込む
キリンホールディングス(キリンHD)<2503>(東証プライム)は6月9日の後場、2092.0円(24.5円高)で始まり、年初来の高値を連日更新している。8日付で、「AIを活用したビール類醸造計画システム」により、最大6.5時間かかっていた計画策定作業を最短で55分まで短縮することが可能になり、キリンビール全9工場計で年間3000時間以上の時間創出を見込んでいる、などと発表し、注目を集めている。
この、AIによる時間創出は、8日付で発表した「キリンホールディングスが『DX注目企業2022』に選定」とのリリースの中で、DXの「具体的な取り組み事例」として開示されている。さらに、全国各地のブルワリー(醸造所)と飲食店を繋ぐクラフトビールのプラットフォーム「Tap Marché(タップ・マルシェ)」では、「飲食店向けの専用ECサイトを通じて、クラフトビールの注文やメニュー・POPの作成がオンラインで完結」すること、「お店ごとの注文状況を通じて、お客様動向をダイレクトに把握する事で、商品開発などにもつなげることが可能」であることなどを挙げている。(HC)
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2022年06月09日
キリンHDは連日高値、「AIを活用したビール類醸造」で最大6.5時間かかっていた作業を最短55分まで短縮などに注目集まる
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