◆日経平均は2万7741円90銭(147円17銭高)、TOPIXは1930.77ポイント(5.28ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は11億7660万株
8月3日(水)後場の東京株式市場は、13時に四半期決算を発表した住友商事<8053>(東証プライム)、神鋼商事<8075>(東証プライム)が一段高となるなど、引き続き決算発表銘柄を選別買いする動きが活発。一方で、米下院議長の台湾訪問に対する中国の反応が気にされ、株価指数先物などを買い直す動きは前場で一巡した模様。日経平均は143円高で始まり、ほぼ横ばい小動きのまま大引けも147円高で前日比反発となった。
後場は、オーバル<7727>(東証プライム)が終盤に尻上がりとなり豪州起業によるM&Aへの思惑など言われストップ高。ラクスル<4384>(東証プライム)は7月決算好調の模様とされて一段高。トミタ電機<6898>(東証スタンダード)はTDKの大幅増益決算を受けて連想が波及とされ一段高となりストップ高。日油<4403>(東証プライム)とハウス オブ ローゼ<7506>(東証スタンダード)は14時の四半期決算発表を受け一段高。タスキ<2987>(東証グロース)は第3四半期決算など好感されて一段高となり一時ストップ高。
東証プライム市場の出来高概算は11億7660万株(前引けは6億1279万株)、売買代金は2兆9200億円(同1兆5020億円)。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は683(前引けは591)銘柄、値下がり銘柄数は1074(同1156)銘柄。
また、東証33業種別指数は14業種(前引けは11業種)が値上がりし、値上がり率上位は、精密機器、保険、卸売り、電気機器、機械、鉱業、空運、その他金融、情報通信、石油石炭、などとなった。(HC)
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2022年08月03日
【株式市場】日経平均は反発し147円高、後場は台湾情勢など意識され好決算株を個別に物色
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:33
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