■連続赤字の脱出、東証スタンダード上場維持基準の達成に向け新展開
石垣食品<2901>(東証スタンダード)は9月13日、大きく出直って始まり、取引開始後は15%高に迫る165円(21円高)まで上げる場面を見せて活況高となっている。12日の16時、「研究用 新型コロナウイルス抗原検査キットの販売事業」を新たに開始すると発表。開始時期を2023年3月期、第2四半期とし、期待が高まった。
発表によると、新たな商品は、法律(薬機法)で承認されておらず、体外診断用医薬品ではない。委託製造を基本としており、基礎研究や設備投資等の特別な支出は想定していない。連続赤字を脱して黒字化し、また、東京証券取引所スタンダード市場の上場維持基準に流通時価総額が抵触しているため、既存の枠にとらわれない事業戦略を展開することが欠かせないとした。(HC)
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2022年09月13日