◆日経平均は2万7678円92銭(91円46銭高)、TOPIXは1938.50ポイント(9.07ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は12億3255万株
11月1日(火)後場の東京株式市場は、後場寄りと同時に四半期決算と通期の当期利益予想、配当予想の増額修正を発表した双日<2768>(東証プライム)が一瞬凹んだあと一気に切り返して次第高となり、13時20分過ぎに四半期決算と自社株買いを発表したトヨタ<7203>(東証プライム)は値を消したものの、同30分に四半期決算と業績予想の増額など発表した三菱重<7011>(東証プライム)は一段高。14時に四半期決算と業績予想の増額、自社株買い・消却を発表した三井物産<8031>(東証プライム)も一段高。日経平均は後場寄り直後に前場の高値を上回り2万95円51銭高(7682円97銭)まで上げ、中盤に中だるみの相場になったが大引けは再び強含み2日続伸となった。
後場は、JVCケンウッド<6632>(東証プライム)が前場の急伸に続いて一段と強含んでストップ高に達し、前日発表の四半期決算や業績予想の増額修正など好感。メルカリ<4385>(東証プライム)も前場の急伸に続く一段強含んで活況高。セガサミーHD<6460>(東証プライム)も四半期決算が好感され一段ジリ高。冶金工<5480>(東証プライム)や日食化工<2892>(東証スタンダード)は四半期決算と業績・配当予想の増額修正など好感され大引けまで終日買い気配のままストップ高。ジーネクスト<4179>(東証グロース)はお客様相談室向け顧客対応システムや株主優待管理システムなど注目され終盤に一段高。セーフィー<4375>(東証グロース)は韓国の「ハロウィン圧死事故」を機に人流分析AIカメラシステムなどに脚光の期待とされ前場上げたまま高値圏で活況推移。
東証プライム市場の出来高概算は12億3255万株(前引けは6億3187万株)、売買代金は3兆1221億円(同1兆6276億円)。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は849(前引けは881)銘柄、値下がり銘柄数は911(同862)銘柄。
また、東証33業種別指数は21業種(前引けも21業種)が値上がりし、値上がり率上位は、卸売り、鉄鋼、食料品、空運、鉱業、機械、非鉄金属、石油石炭サービス、電気機器、倉庫運輸、保険、などとなった。(HC)
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2022年11月01日
【株式市場】日経平均は91円高となり2日続伸、後場は業績予想の増額銘柄などに買い集まる
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:54
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