■データ連携基盤『ACMS Apex』、現行回線のサービス終了が迫る中で脚光
データ・アプリケーション<3848>(東証スタンダード)は11月18日、午前11時頃から一段と強含む相場となり、1600円(20円高)まで上げて後場も13時を過ぎて1598円前後で推移し、出直りを強めている。同日付で、同社のエンタープライズ・データ連携基盤『ACMS Apex』が、セゾン情報システムズ<9640>(東証スタンダード)の基盤に採用されたと発表し、注目を集めている。企業間電子商取引(EDI)に広く使われてきたINSネット(ディジタル通信モード)回線のサービス終了が近づくなか、代替となるインターネットEDIに移行する手段として評価されることになった。
発表によると、同社のエンタープライズ・データ連携基盤『ACMS Apex』が、このほどセゾン情報システムズのSaaS型マルチプロトコルゲートウェイサービス『HULFT Multi Connect Service』の基盤に採用された。
セゾン情報システムズでは、新たなSaaS型マルチプロトコルゲートウェイサービスを構想し、『HULFT』と『ACMS Ape』を組み合わせることにより新要件を満たし、開発期間6ヶ月という短期間で新サービス『HULFT Multi Connect Service』をリリースした。
新サービスは、すでにクレジットカード会社で導入されており、そのうち1社ではマルチプロトコル効果により、接続先企業90%以上の取引がカバーできています。また他1社では完全自社運用であり、使いやすい運用画面により問い合わせが1件もないとしているという。(HC)
◎日刊株式投資情報新聞(無料)登録受付中!




2022年11月18日