加賀電子<8154>(東証プライム)が11月24日の夕方に開催したオンライン方式の第2四半期決算説明会では、冒頭、同社所属の女子プロゴルファー・山下美夢有選手(大阪府出身)の活躍が取り上げられた。会社側担当者は、「山下選手は賞金女王、当社の業績は最高更新、今年、山下選手は『女神』のような存在」と切り出し、眉目を集める場面があった。

ちょうど同日に国内女子ゴルフツアーの今季最終戦・リコー杯第1日目が行われ、その結果は説明会の前に判明したもよう。リコー杯第1日目は、「年間女王、山下美夢有6アンダー首位発進」(ニュースサイト「スポーツ報知」11月24日15時56分)などと伝えられ、説明会の前フリとしてウケの良い話題になった。
山下選手は、同ニュースによると、「今季ポイントランク1位を確定させて、21歳103日で最年少女王に輝いた」(同)という。他を検索すると、Web上には、年間獲得賞金(JLPGA−日本女子プロゴルフ協会)『\205,020,967』という数字が出ている。
一方、加賀電子の第2四半期連結決算(2022年4〜9月・累計)は、売上高が前年同期比757億円(34.0%)増収の2987億円となり、営業利益は同100億円(121.3%)増益の183億円となるなどで、売上高から四半期純利益まで、すべての項目で2Qとして過去最高を更新した。(HC)
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