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2007年07月28日

ニッポ電機 市場の声がシームレスでした

コラム 27日の正午、日経平均は400円超の下げ、どうなることやらと心配しながら兜町を出発。着いたところはカンカン照りの平塚駅、体調がおかしくなるのではと思ったものの、ニッポ電機<6657>(JQ)のマイクロバスに乗り込み平塚工場へ。到着するとすぐ2階の会議室へ案内され、ご挨拶の後「工場内は非常に暑いので、まず上着を脱ぎ、ネクタイをはずしてください」とのこと。これで救われたと思った。以降はリラックスして加藤勇社長の話、工場見学、懇親会を無事過ごすことができた。
 工場内は800度のガスの火を使いガラス管を加工しているために非常に熱く、説明を聞きながらハンカチで終始あふれる汗を拭う有様。1階でスリムランプ、2階でシームレスランプ、3階で特別注文のランプを生産、5階は試験・検査施設であった。なぜか4階は素通り、後で尋ねようと思ったが、忘れてしまった。
 懇親会で、加藤社長と話す機会があったので、売上急増のシームレスランプの開発の経緯を尋ねてみた。
・・・・何故シームレスができるのか分かりましたよ。
加藤社長  分かってしまえば、なあ〜んだということですが、コロンブスの卵のようなものですよ。
・・・・誰が開発することを決断したのですか?
社長  誰がということではないのですが、開発責任者は私でした。
・・・・シームレスにすれば売れるだろうと予想をつけて開発したのですか?
社長  一切そういう判断はしませんでした。まず、市場調査を徹底的に行って、その結果聞こえてきた市場の声がシームレスでした。だから開発することを決めました。
・・・・開発期間はどのくらいかかったのですか?
社長  3年間です、その間ノイローゼになって入院した人もいました。3年目にやっと手作りで1本完成しました。しかし、手作りでしたら高価になりますので、採算は合いません。そこで、手作りでできるのであれば、機械生産できるだろうと機械生産に着手し、大量生産できるようになりました。
 加藤社長がいなかったら、シームレスランプという画期的な商品は誕生していなかっただろう。ある雑誌で社長の通信簿というシリーズがあるが、もし採点されるとすれば加藤社長はトップレベルの評価は確実。
 余程、飲兵衛に見えたのか、特別に秋田の酒も振舞ってもらい非常に楽しい見学会であった。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:43 | コラム