■日本金融事業の日本保証も増勢、保証業務での提携増える
Jトラスト<8508>(東証スタンダード)は1月12日の夕刻に12月の月次データ推移(速報値)を発表し、引き続き、東南アジア金融事業の中核のひとつであるJトラスト銀行インドネシアの銀行業における貸出金残高が前月比2.4%増の19兆5319億ルピアとなり順調に伸びた。
日本金融事業では、中核となる(株)日本保証の保証残高も前月より1.6%増加した。同社は、2023年1月初に、博多不動産販売株式会社(福岡市博多区)が運営する不動産投資型クラウドファンディングサイト「ライフフィールドファンド」を通じて、博多不動産販売が所有する対象不動産への買取保証業務を開始すると発表するなど、保証業務での提携を堅実に積み上げている。
韓国・モンゴル金融事業では、JT親愛貯蓄銀行の銀行業における貸出金残高が前月比3.8%減の2兆5746億ウォンとなったが、22年4月に2兆5000億ウォンの大台に乗ってから堅調に推移している。
東南アジア金融事業のもうひとつの中核でカンボジアを拠点とするJトラストロイヤル銀行の銀行業における貸出金残高は前月比1.8%減の9億7000万米ドルとなったが、3ヵ月ぶりの減少で、引き続き高水準の残高が続いている。(HC)
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2023年01月12日