■3月初に株式分割を実施、最低投資額が低下し新たな投資家の流入も
トレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)は3月9日、続伸基調となり、8%高の1336円(102円高)まで上げた後も1300円台で売買され、株式分割を調整後の実質的な上場来の高値1400円(2023年2月17日)に向けて出直っている。8日の取引終了後に発表した2月の月次動向「月次売上概況(単体)」が引き続き好調で、全店ベースでは前年同月比26.1%増加し、既存店も同13.6%増加。2月決算の発表に期待が強まっている。3月初に株式2分割を実施したため、最低投資額が計算上2分の1になっており、新たな投資資金の流入も期待されている。
2月のデータがまとまったため、23年2月期(22年3月〜23年2月)の12か月間のデータが固まり、合計では、全店売上高が前期比21.6%増加し、既存店は同10.5%の増加となった。直近の四半期決算発表で開示した通期の連結売上高の予想(23年1月12日)は前期比18.7%増のため、月次・単体ベースではこれを大きく上回ることになった。(HC)
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2023年03月09日