
トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は、新たなモビリティシリーズ「C+walk」の第2弾として、歩道での移動をアシストする「C+walk S(シーウォークエス)」を、3月20日からトヨタ車両販売店を通じて発売するとともに、レンタリース店においても取り扱いを開始した。
また、立ち乗りタイプのC+walk TならびにC+podを一部改良。C+walk Tは、4月に予定されている改正道路交通法に適合した歩道(公道)で移動可能なモデルとして5月に発売を予定。C+podは、3月20日からリース契約での取り扱いを開始した。
■齢者の移動を支援する「Mobility for all−すべての人に移動の自由を」の実現に向けて
トヨタ自動車は、「Mobility for all−全ての人に移動の自由を」の実現に向けて、顧客に様々な選択肢を提供し続けてきた。高齢化が進展する現在、75歳以上の高齢者において、無理なく休まずに歩ける距離が100mまでと答えた方の割合は約2割だったと調査結果で明らかにされている。また、外出する頻度も、65歳未満の方々に比べ1割程度低く、特に運転免許を持っていない方は、さらに2割程度外出する頻度が低くなるとの結果も出ている。一般的に、加齢とともに身体能力が低下するため、買い物や外出といった日常生活に制約が見受けられると考えられている。
「C+walk」シリーズは、歩行時の負担を軽減し、より快適な移動をサポートするモビリティである。トヨタ自動車は、顧客のライフステージに合わせたモビリティとして、地域の足として気軽に使えるC+podから歩道で移動可能なC+walkシリーズまで、様々な選択肢を提供している。同社は利用者の行動範囲を広げ、自立を支援し、より多くの人が「笑顔」になることをサポートしていきたいとしている。
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