■「収益性改善に向けた改革」への期待強く年初来高値に迫る
帝人<3401>(東証プライム)は4月11日の後場、一段と強含んで1463円(24円高)まで上げ、13時30分を回っても1460円前後で売買され、年初来の高値1491円(2023年3月9日)に迫っている。直近の期待材料としては、4月10日付で、帝人フロンティアがポリエステルのケミカルリサイクルにおける新たな異素材除去技術を開発と発表し、注目されている。
23年に入っての株価は、1月13日につけた1251円を下値に上向き傾向となっており、チャート妙味をともなってきたとの見方が出ている。2月初旬に発表した「収益性改善に向けた改革」への期待が強い上、PBR(株価純資産倍率)が0.6倍台のため、東証が求める同1倍台への向上に向けた施策への期待も買い要因になっているとみられている。(HC)
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2023年04月11日
帝人は後場一段と強含む、ポリエステルのリサイクルで新技術、PBR1倍超に向けた施策への期待も
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