■日銀の金融政策への期待は沈静化の様子だが引き続き注目要因に
三井住友フィナンシャルグループ(三井住友FG)<8316>(東証プライム)は4月12日、続伸基調で始まり、取引開始後は5437円(33円高)まで上げ、出直りを探る相場となっている。1日、三井住友FG(SMBCグループ)、(株)日本総合研究所、日本電気(NEC)<6701>(東証プライム)が、SMBCグループ専用環境上で構築するAIアシスタントツール「SMBC−GPT」の本格導入に向けた実証実験を開始すると発表。文書業務などの大幅な効率化への期待が強まっている。
銀行株を巡っては、4月9日就任した日銀・植田新総裁体制への期待は沈静化している印象だが、一部にはYCC(長短金利操作)を今年度中にも取り止めると可能性への期待などが出ており、引き続き日銀の金融政策を巡る諸々の予想が買い材料になる余地は大きいと見られている。(HC)
・株式投資情報(総合版):記事アクセスランキング
◎日刊株式投資情報新聞(無料)登録受付中!




2023年04月12日
三井住友FGは続伸基調で始まる、AIアシスタントツールGPTの実証実験開始などに期待強まる
【材料でみる株価の最新記事】
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:18
| 材料でみる株価