カシオ計算機<6952>(東証プライム)は31日、国内で販売している電卓のパッケージを、プラスチックから紙素材に順次変更すると発表した。これはSDGsの取り組みの一環で、環境に配慮した施策を進めているという。

■年間約340tのプラスチック使用量を削減
パッケージの変更により、海外とあわせて年間約340tのプラスチック使用量の削減が見込まれる。また、パッケージを小型化し、外箱に実寸サイズの製品画像を印刷することで、輸送時の効率化やCO2削減にも貢献するという。
さらに、紙の取扱説明書を廃止し、紙の使用量も4分の1に削減する。同梱する紙には保証書と注意事項、QRコードのみを記載し、スマートフォンで操作説明やアフターサービスに関する情報を確認できるようにするという。
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