■新中期計画では廃棄物資源化、環境負荷の低い新燃料などの新事業
シナネンホールディングス(シナネンHD)<8132>(東証プライム)は6月1日、次第に買い直される相場となり、3690円(55円高)まで上げた後も堅調に売買されて出直りを指向している。5月12日に発表した2023年3月期の連結決算は営業利益が64%減だったものの、今期・24年3月期の予想は2.2倍とし、「倍返しプラスアルファ」のV字急回復を見込む。これらと中期計画についての機関投資家向け説明会を5月30日午後に開催し、改めて評価し直される相場になっている。
23年4月から、「脱炭素社会の実現に貢献する総合エネルギー・ライフクリエイト企業グループへの進化」をビジョンとする第三次中期経営計画(2023年度〜27年度)を新たにスタートさせた。
石油中心から電力・再生可能エネルギーなど、総合エネルギーサービスへとポートフォリオの転換を進め、脱炭素社会に寄与する新規事業として、再生可能エネルギー関連事業、廃棄物資源化関連事業、、環境負荷の低い新燃料製造・供給、住宅・建物の脱炭素化、などの実現をめざす。24年3月期の連結業績予想は、営業利益を20億円(前期比123.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益13億円(同171.5%増)を予定する。(HC)
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2023年06月01日
シナネンHDは次第に買い直される、今期「倍返しプラスアルファ」のV字急回復を見込み評価再燃
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:28
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