パナソニック ホールディングス(パナソニックHD)<6752>(東証プライム)は6月1日、人や他のロボットが共存する環境下でもロボットの効率的な走行経路を計画できる技術を開発したと発表した。同技術は、屋内などの限られたスペースで人と多種・複数のロボットが共存する環境における自律走行ロボットの活用シーンを広げる技術として期待される。

同技術は、ロボットの通過時間に関する確率分布のパラメータをベイズ推論で遅延が観測されるたびに更新することで、効率的に走行経路を計画可能とするものである。これにより、ロボットが衝突を避ける際に減速や停止を繰り返すことによる到達時間の遅延を抑えることができる。
同技術は問題設定と先進性が国際的に認められ、マルチエージェント技術のトップカンファレンスであるAAMAS 2023(The 22nd International Conference on Autonomous Agents and Multiagent Systems)に採択された。2023年6月1日、ロンドンで開催される本会議のポスターセッションで発表される。
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