◆日経平均は3万2506円78銭(289円35銭高)、TOPIXは2236.28ポイント(16.49ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は12億7105万株
6月6日(火)後場の東京株式市場は、日経平均の値上がり率が0.7%のときに連動型上場投信の楽天225Wブル<1458>(東ETF)が1.1%高など、上場投信や指数先物への買いが目立つとされ、先高感が増幅の様子。日本製鉄<5401>(東証プライム)が一段ジリ高となり、三菱重工<7011>(東証プライム)、三菱地所<8802>(東証プライム)、三井物産<8031>(東証プライム)も一段高など、各業種の代表格が軒並み一段と上げた。日経平均は124円高で始まり、大引け間際に317円04銭高(3万2534円47銭)まで上げて4日続伸し、終値で1990年7月以来33年ぶりの高値を3日連続更新した。
後場は、立花エレテック<8159>(東証プライム)が一段と上げて13時頃から何度かストップ高となり、向う3年間の大規模な自社株買い計画など受け活況高。JNSホールディングス<3627>(東証プライム)はAIチャットサービスでの子会社とマイクロソフトとの連携など材料視され前場中盤にストップ高のまま大引けまで買い気配。三菱製鋼<5632>(東証プライム)はPBR0.4倍など材料視され一段高。加地テック<6391>(東証スタンダード)は政府の水素エネ供給網整備政策などに期待強く一段高。シルバーエッグ・テクノロジーはAIエンジン導入先のECサイトの売上高2割増事例など材料視され続伸一段高。
東証プライム市場の出来高概算は12億7105万株(前引けは6億3281万株)、売買代金は3兆4501億円(同1兆7340億円)。プライム上場1834銘柄のうち、値上がり銘柄数は933銘柄、値下がり銘柄数は829銘柄。
東証33業種別指数は28業種(前引けは23業種)が値上がりし、値上がり率上位は、卸売り、鉱業、鉄鋼、保険、医薬品、建設、機械、電力ガス、食料品、不動産、輸送用機器、水産農林、、などとなった。(HC)
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2023年06月06日