吉野家ホールディングス<9861>(東証プライム)と株式会社NEXT DELIVERYは13日、小松市において、吉野家店舗から郊外へ牛丼を届けるドローン配送の実証実験を実施した。この実験は、新スマート物流SkyHubのサービスの一環として行われたもので、物流専用ドローンAirTruckを使用した。

牛丼弁当は、吉野家小松店で調理された後、ドローンにセットされ、片道2.5kmの距離を約6分で飛行した。ドローンは、北陸新幹線の線路予定地や小松空港周辺を飛行するため、関係各社との事前調整を経て実施された。牛丼弁当は、熱々で牛丼のたれもこぼれず中身も偏らず高い配送品質で届いた。
この実証実験は、地域住民のニーズに沿って、ドローンを含む次世代高度技術の活用したサービスを展開することで、地域の活性化に寄与することを目的としている。今後も、各者が相互に連携、協力し、全国において、新スマート物流SkyHubRの拠点となる「ドローンデポ」を設置し、さまざまなサービスを提供していく予定である。
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