
KDDIは、基地局の省電力化やカーボンニュートラルの実現に向けて、様々な取り組みを行っている。2023年6月からは、太陽光パネルを活用した「サステナブル基地局」を運用開始したほか、10通信局舎の購入電力をカーボンフリープランに切り替えた。基地局に関連する電力使用量はKDDI全体の約5割を占めており、CO2排出量の削減に大きく貢献すると期待される。
同実証実験では、曲がる太陽電池の発電効率や設置方法を検証するほか、ペロブスカイト型とCIGS型の比較も行う。曲がる太陽電池による発電で不足している電力は、カーボンフリープランの電力を活用することで、24時間365日CO2排出量実質ゼロを実現する。3社は今後も、ペロブスカイト型太陽電池の技術を基地局に活用することで、「サステナブル基地局」の拡大やカーボンニュートラルの取り組みを加速していくとしている。
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