■エムスリーの1株1600円に対し第一生命HDは1800円を提示
ベネフィット・ワン<2412>(東証プライム)は12月8日、一段と出直り、取引開始後に24%高の1878.0円(366.0円高)まで上げた後も1850円前後で売買され、2017年以来の安値圏から持ち直している。第一生命HD(第一生命ホールディングス)<8750>(東証プライム)が7日の夕方、「ベネフィット・ワン株式に対する公開買付(TOB)の開始予定に関するお知らせ」を発表し、TOB価格を1株1800円とした上で「より高い水準で設定することが可能」としたため、注目が再燃している。
ベネフィット・ワンの開示によると、ベネフィット・ワンは2023年11月にエムスリー<2413>(東証プライム)によるベネフィット・ワン株式に対する公開買付(TOB)に関する賛同の意見表明と資本業務提携を発表しており、エムスリーによるTOB価格は1株1600円。
ベネフィット・ワンは、今後、本意向表明書等及び本公表プレスを精査した上で、エムスリー及びベネフィット・ワンの親会社パソナグループのほか、第一生命HDとも誠実に協議等を行い、慎重に検討を行った後で改めて見解を公表するとした。(HC)
■株式投資情報(総合版):記事アクセスランキング
◎日刊株式投資情報新聞(無料)登録受付中!




2023年12月08日
ベネフィット・ワンが再び急伸、エムスリーに続き第一生命HDもTOBを提案、「慎重に検討」
【材料でみる株価の最新記事】
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:19
| 材料でみる株価