■船腹の需給ひっぱくや運賃上昇などへの連想強まる
川崎汽船<9107>(東証プライム)は12月21日も一段高となり、午前11時にかけて6295円(180円高)まで上げて実質的な上場来の高値を2日連続更新している。引き続き、中東・紅海でイスラム過激派の活動が活発化し、紅海を迂回する例が増加と伝えられたことなどが材料視され、船腹の需給ひっぱくや運賃上昇などの要因として注目されている。海運株は軒並み続伸し、日経平均の500円安に逆行高となっている。
昨20日は、「日本の海運3社が共同出資するコンテナ船事業会社「オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)」は19日、アジアと欧州を結ぶ航路で全ての船舶についてスエズ運河を回避してアフリカの喜望峰回りにすることを決めた」(日本経済新聞12月21日付朝刊)などと伝えられた。(HC)
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2023年12月21日
川崎汽船が2日続けて上場来の高値を更新、紅海を迂回、喜望峰回りと伝えられ海運株は軒並み高い
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