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2024年01月16日

リプロセルはiPS細胞から作った間葉系幹細胞の新規事業を発表

 リプロセル<4978>(東証グロース)は15日、iPS細胞から作った間葉系幹細胞(iPSC−MSC)と関連試薬の販売を開始すると発表した。iPSC−MSCは、再生医療等製品の原材料として期待される間葉系幹細胞の第2世代と位置づけられる。

 間葉系幹細胞は、ヒトの脂肪組織や骨髄中に存在する細胞で、多くの疾患の治療やエクソソームの臨床応用に用いられている。しかし、ドナー間での品質の違いや、増殖能の限界などの課題がある。

 iPSC−MSCは、単一ドナーのiPS細胞を大量に拡大培養し、間葉系幹細胞に分化させて製造する。これにより、ドナー間差や培養スケールの問題を解決できる。iPS細胞は、リプロセルのRNAリプログラミング技術で樹立されたもので、遺伝子変異リスクを最小化している。

 同社は、iPSC−MSCを製品として販売するほか、受託サービスとして臨床グレードのiPSC−MSCも提供する。臨床グレードのiPSC−MSCは、日本、米国、欧州の3拠点のガイドラインに準じたものとなる。本件による業績への影響は軽微という。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:54 | IR企業情報