■通期予想は全体に据え置いたが10月以降に期待
第一工業製薬<4461>(東証プライム)は1月31日、買い気配を上げてストップ高の2529円(500円高、25%高)で始値をつけ、その後も5200円台で売買されて急伸相場となっている。30日の156時に発表した第3四半期連結決算(2023年4〜12月・累計)の営業、経常利益は4割減だったが、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比で黒字に転換。また、「当四半期(10−12月)の前年同期比較では大幅な増収増益」(決算短信より)となり、下期に入って回復が急と受け止められている。
4〜12月累計期間では、原材料・エネルギー価格の高騰などにより、連結営業利益は前年同期比46.4%減となり、経常利益は同48.4%減だった。四半期純利益は有価証券売却益などを加減した結果、黒字に転換した。3月通期の連結業績予想は全体に据え置いたが、10月以降の復調に期待は強いようだ。(HC)
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2024年01月31日
第一工業製薬が一時ストップ高、「当四半期(10−12月)は大幅な増収増益」とし復調に期待強まる
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