■第4四半期に営業外収益として計上
京写<6837>(東証スタンダード)は2月16日の夕方、営業外収益(補助金収入)の計上を発表し、第4四半期連結会計期間(2024年1月1日から2024年3月31日)に2億12百万円を計上するとした。24年3月期の連結業績予想には織り込み済み。
「ベトナム両面プリント配線板増産投資」において、2020年にJETRO(ジェトロ:日本貿易振興機構)の「第3回海外サプライチェーン多元化等支援事業」に採択され、このほど、24年2月15日に補助金2億12百万円を受領した。営業外収益に「補助金収入」として計上する。
この支援事業は、主にASEAN地域において生産拠点を多元化等することにより、日本とASEANのサプライチェーンの強靭化と経済産業協力関係を強化することを目的としている。
同社は主に、需要が増加している自動車向けの両面プリント配線板のベトナムにおける生産拡大による拠点の分散・多元化を進めることで、製品の安定供給と地域発展に貢献している。(HC)
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2024年02月16日