■第3四半期決算は各利益とも通期予想を上回って着地
出光興産<5019>(東証プライム)は2月19日、一段と上げて始まり、取引開始後に945.5円(18.6円高)まで上げた後も堅調に推移し、6日続伸基調となって2018年11月以来の高値に進んでいる。このところ原油相場の強含み傾向が続いており、米国16日のNY原油は1バレル79.19ドル(1.16ドル高)と80ドルに迫ったことなどが買い材料視されている。
第3四半期連結決算(2023年4〜12月・累計)は2月13日に発表し、売上高、各利益とも前年同期比では減だったが、営業・経常・純利益は前回発表の通期予想額を上回った。通期予想は据え置いたが、原油相場が1バレル80ドル台に乗って期末まで推移すればさらなる業績上乗せ要因になるとみられている。(HC)
◎日刊株式投資情報新聞(無料)登録受付中!
2024年02月19日