■5%は大規模な部類で株主価値の向上効果に期待強まる
ヤマシタヘルスケアHD(ヤマシタヘルスケアホールディングス)<9265>(東証スタンダード)は2月19日、急伸相場となり、12%高の1498円(270円高)まで上げた後も2400円台で堅調に売買され、2020年来の高値に進んでいる。前取引日だった16日の17時30分に発行済株式総数の5.2%に達する規模の自己株式取得(自社株買い)を発表し、好感買いが先行している。
自社株買いは、普通株式13万3000株(自己株式を除く発行済株式総数の5.2%)、取得総額3億5000万円を各上限として、2024年2月19日から同年8月23日まで行う。自社株買いを発表する企業の中でも発行済株式総数の5%を超える規模の自社株買いはそれほど多くなく、株主価値の向上効果に期待が強まった。また、取得期間が約半年のため、株主価値の向上に即効的だとの見方も出ている。(HC)
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2024年02月19日