■業績予想には費用概算を織り込んでいるとしたため収益力強化への期待が先行
資生堂<4911>(東証プライム)は3月1日、4110円(63円高)で始まり、反発相場となっている。昨29日17時に日本事業での早期退職支援プランを発表し、約1500名に特別加算金や再就職支援サービス等の支援プランを行うとし、注目材料視されている。
発表によると、本プランの実施により発生する特別加算金等の費用は、2024年12月期の第2四半期において非経常項目として計上する予定で、24年2月9日に公表した24年12月期の連結業績予想に影響見込額の概算を織り込んでいるとした。業績見通しには影響しないことになるため、収益力の強化などへの期待が株価に投影されやすいようだ。(HC)
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2024年03月01日