■生成AIの活用で競争力を強化
モビルス<4370>(東証グロース)は3月5日、テクマトリックス<3762>(東証プライム)と資本業務提携を行うと発表。この提携は、両社のコンタクトセンター向けソリューションの強化と、生成AIを活用した新機能の開発を目的としている。
テクマトリックスは、コンタクトセンターCRMシステム「FastSeries」を提供し、モビルスは「MOBIシリーズ」やセキュア・コミュニケーション機能「Secure Path」を開発。両社は、生成AIを活用した新機能の実装を進め、相互補完的に製品を提供することが可能である。
テクマトリックスは、エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社が保有するモビルス普通株式52万1400株を取得する予定。主な業務提携内容として、MOBIシリーズのOEM提供、顧客の相互送客、製品連携開発、生成AI領域での共同研究及びサービス開発が挙げられる。
テクマトリックスは、情報基盤技術のインテグレーション、医療システム事業、アプリケーション・サービス事業を展開。モビルスは、AIチャットボットや有人応答システムを提供し、顧客サポートの進化を目指す「SupportTech」の研究開発を行っている。
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2024年03月06日