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2024年04月18日

アンジェスが急伸、早老症治療薬「ゾキンヴィ」薬価基準収載、5月中に発売開始

■GPS及びPL患者へ一日でも早く治療薬を

 アンジェス<4563>(東証グロース)は4月18日、4円高(7.84%高)の55円まで上げて急伸している。同社は4月17日、早老症治療薬「ゾキンヴィ」が薬価基準に収載されたと発表。これを受けて2024年5月中に発売開始する予定。

 「ゾキンヴィ」は、ハッチンソン・ギルフォード・プロジェリア症候群(HGPS)及びプロセシング不全性のプロジェロイド・ラミノパチー(PL)の治療薬。HGPSは、遺伝子の変異によって発症する非常に希少な早老症で、平均寿命は13歳と言われている。PLもまた、遺伝子の変異によって発症する早老症である。

 「ゾキンヴィ」は、米国では2020年11月に承認を得て販売され、その後、欧州連合、英国でも承認されている。日本では、2022年5月に独占販売権を取得し、2023年3月に希少疾病医薬品(オーファン・ドラッグ)の指定を受け、2024年1月18日に製造販売承認を取得した。

 今回、薬価基準に収載されたことで、HGPS及びPL患者は、保険適用で「ゾキンヴィ」を受けることができるようになる。

 同社は、HGPS及びPL患者への一日でも早い治療薬の提供に向けて、準備を進めている。また、アンジェスクリニカルリサーチラボラトリー(ACRL)において、HGPS並びにプロセシング不全性PLに関する遺伝学的検査を実施できる体制を整えた。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:05 | 株式投資ニュース