■前12月期は営業・経常利益が4期ぶり黒字、業績回復期待強い
藤田観光<9722>(東証プライム)は4月18日、4日ぶりの反発基調となり、午前10時過ぎに6%高の7280円(420円高)まで上げて約1週間前につけた2008年以来の高値7910円に向けて出直っている。「訪日客、初の300万人超、3月『コト消費』円安で沸く」(日本経済新聞4月18日付朝刊)とインバウンド(訪日観光客)の増加が伝えられており、追い風として期待が再燃した。
12月決算(2023年12月期・連結)は売上高が前期比47%も増加し、各利益とも前期比で黒字に転換、営業・経常利益は4期ぶりの黒字となった。今期・24年12月期は各利益とも反落減の見込みとしたが、黒字は継続の予想で、配当は19年12月期以来5期ぶりに復活する予定とした。業績回復への期待は強いようだ。(HC)
◎日刊株式投資情報新聞(無料)登録受付中!
2024年04月18日
藤田観光が高値に向け出直る、「訪日客、初の300万人超」など好感、今期は5期ぶりに復配を予定
【材料でみる株価の最新記事】
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:38
| 材料でみる株価