リョーサン菱洋ホールディングス<167A>(東証プライム)グループの菱洋エレクトロは4月19日、生成AIの性能を前世代比で最大3倍向上させる「NVIDIA RTX A1000」の取り扱いを開始したと発表。この新GPUは、コンパクトなワークステーションの需要に応え、プロフェッショナルの作業効率を飛躍的に向上させる。

同製品は、2304個のCUDAコア、18個のRTコア、72個のTensorコアを搭載し、8GBのGDDR6メモリと最大4台の5Kディスプレイ駆動機能を備えている。これにより、2D/3Dグラフィックスのレンダリングや動画編集、データ分析などのパフォーマンスが大幅に向上する。
第2世代RTコアと第3世代Tensorコアの導入により、レイトレーシングと生成AIのパフォーマンスがそれぞれ最大3倍に高速化された。これらの技術は、インタラクティブな設計と効率的な生産性を実現するため、NVIDIA OptiX、Microsoft DXR、VulkanレイトレーシングなどのAPIと連携している。
◎日刊株式投資情報新聞(無料)登録受付中!